8 posts tagged “improvisation”
とても興味深い企画が立ち上がっているのを発見。
詳しくは、座間裕子さん(NewYorkの即興実験音楽のレコードレーベルに携わられておいでで、そのシーンに素晴らしい人脈をお持ちで、執筆・写真・翻訳等でもご活躍なさっている方)のblogのこちらの記事をお読み下さい。
個人的には、海外国内のものを合わせた評論を日本人向けにも同時進行で発信する企画も期待したいです。簡潔に言い過ぎるのも語弊があるかも知れないですが、やはり健全な(社会性を獲得した)創作表現活動シーンのためには健全な評論文化というものも必要な気がするし、リスナーの裾野を広げるための呼び水にもなるんじゃないかということで。(自分でやってみろ?!^^;)
日本の音楽好き達にもう少しその真価を評価されても(その存在を知られても)良いかも知れないギタリスト市野元彦さんの新譜が発売になっています。
アルバムタイトルはエントリータイトルの通り。10月から配布されているタワレコフリーペーパー「intoxicate」にも関連記事として市野さんのインタビューが掲載されています。渋谷店で今日見た時点でも結構まだ(intoxicateが)積まれていたので興味持たれ方にはご参考まで(しかしホント個人的にはタワレコとかから足が遠のいてるなー。。とか久々に行ってみながら思いました。特にこのところの生活スタイル的にも街をほっつき歩く暇がなくなっているのとか、遠い昔にタワレコマニア過ぎたのもあることを思いつつ、ですが。)。肝心のアルバムも勿論入荷されてました。そうですよ、寧ろこちらこそご参考まで。
世間的には圧倒的に、「密やかに」リリースされたっていう言い方になるのかも知れませんが、、その言い方で言うならば、密やかに日本発の名盤がリリースされていますよ、日本全国のディープな音楽好きな皆さん。とか書いておきます。
印象論でしか書けないのは申し訳ないのですが、言い訳がましいことを書くと、印象論で表現しても良い日本では希有の音楽を奏でる人の現在進行形の一人が市野さんじゃないかなと思ったりもしています。空間性というか音像(音風景?)の完成度の高さもあっての話だからです。「独自性」なんて言葉はそうそう易々と使えない代物だと思いますが(でもコマーシャリズムの世界では易々と使われてしまうし、そこら辺のジレンマは僕自身も抱えるしんどさにも繋がるかも知れないっすが)、「独自性」っていう言い方をしても良い領域に足を踏み入れている「サウンド」がそこにはあると思います。
ちなみに、カタルシスというか、張り巡らされた伏線がありつつ押し迫ってきて必要充分なだけ盛り上がる部分も僕は市野さんの音楽にも充分感じるかもです。(言い方がまどろっこしいのはこの辺の言葉のニュアンスを使いこなす難しさを思うからです。)ただ常に押しつけがましさからは距離を置いているのが(インタビューでも仰るように)市野さんのスタンスだと思うし、「あざとさ」の対極にあるような音楽を標榜してらっしゃる様にも感じられるので、濃い味の外食ばっかしちゃってたり、化学調味料が「美味しい」の基準になっちゃってるような時点で(驚くほど圧倒的な割合で世の中のクリエイティビティ《特にプロフェッショナルの場合です》はそういう形でしか具体化されていない気もする。そこから逃れる難しさはとても理解出来るし、それ以前に勿論というべきか、それはそれで一概に悪いことじゃないと思いもしつつ書いていることですが。世の中には気にしなきゃならない由々しき問題は色々あるあけだし、追いたくても追えないままならない事情というモノが運的な要素によって不平等に訪れる部分があるのも人の世という気がするので。まあ、単純に言えば価値観って様々だしーってことかも知れないっすね。ちなみに、「おいしい」っていう言い方があるけど、完全に化学調味料の世界だと思います。くれぐれも必ずしも批判ではないのでそこはお願いしますと断りも入れつつ。)市野さんの音楽に触れると、カタルシスを得られずに、あれー??ってなっちゃう人はそうなのかもなーと思う。でも寧ろ「リアル」なのはどっちでしょうねっていう意味では、あーこの人は「アーティスト」だなーと思ってしまう。こういう時代に「しみじみと物事に向き合い続ける切磋琢磨」という、そういう方向性に可能性を見出そうとし続けてることの価値を音楽を通して世の中に認めさせる難しさっていうのは、今の時代に敢えて「音楽」、という意味の上からももの凄い険しさを伴ったものなのかも知れないと思ったりもする。(音楽の持つ「さりげなさ」のポテンシャルというものも勿論あると思うけど、そこだけを強みに出来る時代は過ぎているのかもなーと今更のように改めて思ったりもしつつ。)んで、勿論というべきか、世の中でエンターテナーをやろうと思えば全然やれる技もありながらのアーティストなので(というかアーティストって本来はそうなんじゃないかと思ったりもするんだがそこからして蔑ろにするスタイルがまかり通ってしまった時代を経ているわけで混沌の状態は凄まじいものがありつつ、だからこその、例えば、市野さんが現在進行形で選んでいる音楽スタイルっていう側面もきっと少なからずあるんじゃないかという気もします。)頭が下がる思いもあるし、多分今後も含めたじんわりと長い期間を通して触発され続けるだろうモノを受け取らせて頂けそうなのである。時代の要求する良い音楽とは光の当たる角度や加減次第で様々に別の表情を見せる有機的で多面的なものであると思うし、しかし、その創造の道はきっと恐ろしく険しいのだろうなと思う。擬科学的だったり擬哲学的だったりする比喩を自身の音楽を説明するために持ち込まない部分も(そういうプレゼンテーションが流行りまくってしまったあまり好ましからぬ風習《モダンとかポストモダンとかアバンギャルドとかニューエイジとかの世界もおもしろなーと感じたりする僕もいるんだけど、その辺を超えた意味でも、どうして市野さん達の音楽に僕が惹かれるかと言えば、やっぱり誠実さを感じるが故という気もする。まあ、ある種僕自身の無い物ねだりなのかも知れないなーと最近少し思うに到りつつ。》があるように思える現状のなかで、そういう態度を貫くことの不利益への覚悟たるや如何ばかりなのでしょう)結局僕は安心感を感じるのかも知れないと思うし、より大きな普遍性への(自然な)到達を願いたくなるのです。
まとめ)
いいっすよ、このアルバム♪
そしてここまでにも書いたように、「ライブにこそ真価が。」ってことで、アルバムリリースライブも含めて以下もご参考に。
motohiko ichino
3月情報でもお伝えしましたとおり、4/23に橋爪亮督氏のニューアルバム「as we breath」が発売です。
amazon他で予約受付中。
(本当に)だいぶやばい内容のはずですのでチェックしてみてください。日本のcreative jazz / improvisational music最前線の一角で何が起きているのかを聴き、是非時代の目撃者になりましょう。
ええ、時代を創っているのは勿論これをお読みのあなたご自身でもあるのですが。
なんてことを書きつつ、視聴とか出来る情報が入ったらまたお知らせ致します。
それと、発売に伴う全国ツアーが5月に行われる模様。橋爪さんのサイトでご確認下さい。
1月の昼ピでの市野さんライブに関してこんなエントリーを見つけました。とても素晴らしい内容に思いましたので、僭越ながら勝手にご紹介させて頂きます。
以下要チェックライブ情報。
芳垣さんを迎えてのライブやnew trioとか清野さんとのデュオライブなどかみむらさんがとても興味深いライブを連続して予定なさっていらっしゃいます。市野さんトリオが普通に上町63でやる模様なのもちょっと気になります(笑)。4/26も熱そうですぜ。
4/5 (sat.)20:30start "quartz-head conversation 02" @柏 nardis
藤原大輔(sax, electronics) hataken(analog synthesizers electronics)
4/9(Wed) 19:45〜 かみむら泰一Quartet @関内・馬車道 横濱エアジン
w/市野元彦(G,Effects)是安則克(b) 芳垣安洋(ds)
4/11(Fri)14:30 Ryosuke Hashizume Group @新宿 PIT INN昼の部
橋爪亮督 (Tenor Sax, Loops) 市野元彦 (G, Effects) 織原良次(Fretless Bass) 橋本学(Drums)
4/11(Fri)20:00〜 @稲毛 Candy
かみむら泰一(ts) 清野拓巳(g) w/guest:鈴木俊佑(p)
4/16(Wed) 20:00〜 かみむら泰一New Trio+1 @合羽橋・入谷 なってるハウス
w/高橋ヤス(tb) 池澤龍作(ds) ケリー・チュルコ(g) 対バンあり
4/17 (Thu) 20:00 @上町63
市野元彦 TRIO w/東保光(b) 鈴木カオル(ds)
4/25 (Fri) 14:30 @新宿 PIT INN (昼の部)
市野元彦 TRIO w/東保光(b,effects) 池澤龍作(ds)
4/26 (Sat) 20:00 @関内 ADLIB
創造的アコースティック音楽の夕べ3 [市野元彦DUO]with 是安則克(wb)
[ライブラリ]蛯子健太郎(fx) 橋爪亮督(ts,ss) 飯尾登志(pf) 東保光(wb)
それから少し先になりますが
6/3(Tue)(恐らく夕方以降)@大久保 石森楽器
"After you've gone"
かみむら泰一( t.sax) 藤原大輔( t.sax) 井野信義(b) 市野元彦(G,Effects)Hataken(Analogue Synth) 橋爪亮督( t.sax) 西川輝正(b) 井谷享志(Ds) 橋本学(Ds) 浜村昌子(p)
というライブが予定されている模様です。
このライブはかなり色々な意味で必見かと思われます。
今回のメンバーは、市野元彦(gt) かみむら泰一(ts) 橋爪亮督(ts) 海道雄高(b) 池澤龍作(ds)。
ベースは東保光さんの予定でしたがインフルエンザのため海道さんがピンチヒッターだったそうです。
東保さん、お大事に。
なんとなく毎回毎回勝手な感想を書き散らすことに段々と恐縮な気持ちが上回りつつあるのですが(それと人様の音楽を言葉で表現しようとしすぎることの醜悪みたいなものをなんとなく思いつつ。。でも言葉を用いないと、伝わって欲しい相手に伝わる可能性すらもが生まれない場合もあるというジレンマも思いつつ。)、一言で言えば今回もとても素晴らしいライブでした。
敢えて書けば(本当に、敢えて、という意味)、演奏者としてのイマジネーションの素晴らしさを前回のトリオでは堪能し、今回はコンポーザーとしてのイマジネーションの凄さを改めて堪能させて頂いた思いです。
僕にとっては、なんとなく、いつも複雑に揺らめく光の中に次第に(薫り立つように、しかし、やがて息をのむ程鮮明に)浮かび上がるイメージを楽しむのが市野ミュージックの醍醐味だったりもするのですが、今回はかみむらさんと橋爪さんという二つの異なった個性の、時に非常に強力なサーチライトにもなるような光に照らされながら、そこに描かれているモノの強かさを見せつけられたようなライブでした。海道さんと池澤さんのコンビワークも世界観をとても面白く押し広げていて、自分の解釈がまたしても如何に一面的であったかを思い知らされつつ、可能性という言葉の意味に含まれていたらしい「頼もしさ」とか「楽しさ」というものの存在に気づかされ勇気づけられるようなライブでした。
人間の感覚というモノは本当に面白いものだし、そういうことを色々な視点に気づきながら思えることの素晴らしさを声に出して「素晴らしい」と言っても良いことの素晴らしさというものもあるんだなと思わされたりで、今回のエントリーのサブタイトルは「生きるって結構良いものだね」とでもしておこうかなと思います。わはは。
さて、22日はかみむらさんグループの昼ピ(pit inn昼の部)です。
メンバーはかみむら泰一(ts,effects) 市野元彦(g) 海道雄高(b) 橋本学(ds)。
pit innでのかみむらさんとしては久々となるアコースティック編成によるライブです。
そして24日は
かみむら泰一(ts,effects) 清野拓巳(g,effects) 橋爪亮督(ts,loops) 市野元彦(g,effects) というこれまた非常に楽しみなメンバーが入り乱れて(?)のライブが江古田にて行われる予定とのことです。
是非是非チェックしてみて下さい!
興味深い記事を見つけたのでご紹介也。
北里義之著『サウンド・アナトミア』views from elsewhere
ぼくはこのblogを、とある調べ物をしている最中に偶然辿り着いたこの記事で知ったのですが、何とも言えず興味を惹かれてRSSリーダーに登録させて頂いてるblogのひとつになっております。(結構沢山突っ込んでいるのでチェックし損ねるエントリーも多いのですが)ちなみにRSSリーダーというか、iGoogleを利用しています。はひ。
この方が追記でお書きになっている音楽体験はなんだか、例えばかみむらさんや市野さん、橋爪さん、藤原大輔さんなんかの音に触れながら去年辺りから現在進行形で僕がしている体験にすごく似ている部分もあるなーと拝読しながら思いました。というかこれはアイデンティティとは何かを問うことにも通じる気がするし、以前ご紹介した「常識とは18才までにその人の中に蓄積(構築?)された偏見のことである」という言葉でアインシュタインが言わんとしたことへの取り組みを音楽を聴取することを題材にしつつ肌感覚で表現なさっている文章のようにも思えたりします。僕の場合は一方で他にも様々な価値観や意見に触れることでむしろ自分の中に長らくあった気持ち悪さとかもやもや感みたいなモノが晴れていくような感覚も割とありつつも、やっぱり足下が覚束なくなるようなとても不安だったり嫌な感じの浮遊感に囚われることもありつつ、しかしこの先は自分のために自分で切り拓くしかない部分もあることをとても思わせられたりしています。勿論というべきか、ノスタルジーに囚われることもあるのだけれど、そういう感慨は長く続かないし、そこで感じる違和感から生じる不安のようなモノは前進することへの恐怖とか覚束なさから来る不安をやはりどうしても上回るし、違和感の内容というのは何かの大きな法則にエゴイスティックな動機から従おうとしないことの様なモノとして自分の中で思えてしまうと言うか、上手く説明出来ているか分からないけれど、そういう感じなのです。
で、僕の中ではそれは、無人称の空気に従うことを闇雲に受け入れてしまうことに対して感じる違和感にも通じている気もする。
メディア論争なんかを見聞きしている中で、僕の中でちょっと突き刺さった言葉があって、「テレビなんて丁の良い洗脳装置だ」みたいな言葉なんだけど、って、これを取り上げるからと言って、映像コンテンツを否定する意図は全くないし、まあ、ある意味そういう風に言えば、社会組織というモノは洗脳の上に何とか成り立つモノでしかないとも言えてしまうんだなぁー。。とか思うわけで、でも不用意にそこまで言うと人間存在の根源に近づく部分を揺さぶりかねないとも思うわけで、だから何とかを無闇に言いたいわけではないし、率直にそこで僕が何か言える言葉など全く持ち合わせていないのですが、その上でそこで何を思うかと言えば、やっぱり善悪とかなんとかの借り物的な(謂わばこれまた無人称な)枠組みで物事を考えてみても前には進み難いということでもあったりして、だけど、そこでどう自分なりの活路を見出していくかとなると、やはり諦めずに螺旋階段をしぶとく昇ってみようとするような姿勢はきっと大事なんだろうなと思うわけです。
少なくとも、僕は多分そうではないと生きていくことに意味を見出しにくいタイプなのでしょう。
ともかくも、「テレビなんて丁の良い洗脳装置」発言を受け止めつつ振り返るに、改めて自分が今まで如何に無人称の空気みたいなものに流されたり影響を受けて無自覚な選択や行動をとってきたのかを思わざるを得なかったというか、でも、まあ、そこをこう振り返れるのは時代のせい(おかげ)も間違いなくあるわけで(あくまで僕個人の話ですので誤解なきよう)、そういう意味ではホント人間なんて無力かもなーとか思いつつ、そういう部分にこそ生きる面白さもあるのだと思ったりもすると言うか。
それとノスタルジーに囚われ過ぎてその上にあぐらをかいてしまうことは(ちょっと言い方が間接的かもですが。言い方の加減が分からないのでご容赦下さいまし)、結局人間の社会を不全に陥らせることを前々回エントリーあたりで僕が取り上げさせて頂いた諸々は示しているのではないかなと思ったりもするのです。
共存のために違いを認識して受け入れて尊重すること、そして共存のためにこそ自分のための孤独な闘いを受け入れてみること、こういう事への到達や加減の塩梅は難しいことだとも思うけれど、人というモノをより深く理解したり、より信頼するための方法を獲得していくためにも大切な条件になってくる気がするし、よりよく生きることにも繋がっていく気がする。よりよく生きるというのはより楽しむことでもあるのだと思うし、平和とか自由とかの地平はその先に拡がっているのではないかなーと勝手に夢想していたりもします。ま、きっと追えども追いつけぬままのことなんだろうとも思うけれど、多分そういう生き方は結構楽しいんじゃないかと思う。曖昧さに冷静に耐えることも思いつつ。
さて、少々周辺でのお知らせ事項です。
昨年はGOTOKUの活動を頑張っておられた西島芳さんですが、今年はまた新たな局面に向かう部分も含めつつ年頭のライブをいくつか計画されておられます。
詳しくはこちらをご覧下さい。
GOTOKUのもうひとり小笠原千秋さんはまた新しいデュオアルバムの制作に向けて始動なさるとのこと。ご自身のblogで色々と告知なさっています。
よろしければチェックしてみて下さい。
で!
かみむら泰一、市野元彦、橋爪亮督の三氏の周辺で熱いライブが年明けから続くので勝手に宣伝ですが、
まず
01/18 (Fri) 14:30 @新宿 PIT INN (昼の部)
市野元彦GROUP w/かみむら泰一(ts) 橋爪亮督(ts) 東保光(b) 池澤龍作(ds)
ずっと企画を温めていた2テナーバンドで空間、サウンドを重視した演奏をします。この種の音楽に欠かせないサックス奏者お二人を迎えて。是非是非お越しを!
以上市野さんのサイトより抜粋です。それから日にちが少し前後しますが、かみむらさんオリジナルバンドとしては少し久しぶりのアコースティック編成となる01/26 (Sat) 20:30 @桜台 jazz bar if(練馬区豊玉北4-1-6 TEL 090-8042-7495)
市野元彦SOLO
久しぶりのソロです。インプロヴィゼーション、オリジナルを演奏する予定ですがその場の気分で違う方向に行く可能性もあり、です。是非是非お越しを!
01/22 (Tue) 14:30 @新宿 PIT INN (昼の部)
かみむら泰一(ts,effects) QUARTET w/市野元彦(g) 海道雄高(b) 橋本学(ds)
というのがありまーす。エフェクトも持ち込みつつのかみむらさんの新たな展開への序曲がどうなるのかもとても気になりつつ、極めつけに注目なのが、
01/24 (Thu) 19:30 @江古田 Flying Teapot
かみむら泰一(ts,effects) 清野拓巳(g,effects) DUO w/橋爪亮督(ts,loops) 市野元彦(g,effects) DUO
清野さんはライブでは僕もまだ聞いたことがないのですが、関西在住の素晴らしいギタリストということでかねがねお噂は耳にしております。
このメンバーは現在の日本のインプロビゼーションミュージックシーンの中でも最もエッジの効いた中核を為す一団と呼んでも差し支えないのではないかと思われます。
なかなか実現しないメンバーでの素晴らしいライブになるのではないかと。
それから少しだけきっかけの部分で僕が首を突っ込んでみたライブが、これは少し先になるのですが、
3/15にIID 世田谷ものづくり学校というところで行われる予定です。
編成とか詳細等は改めてお知らせしますが、橋爪亮督のリーダーユニットのライブとなっております。
会場自体も面白い場所なので宜しければチェックしてみて下さい。
がアップされています。(soundのところにあります)
うーーーん。。やっぱかっこいいいいいいいいいいいいいいい
みなさんも是非聞いてみましょう。
日本ジャズシーン期待の超新星(?!)浅川太平氏も参加。
もちろん他メンバーも今をときめくものすごい面々。
ちなみに僕は全曲聴きながらよだれ垂らしてしまいましたが(いけね!)、2/1/2007の演奏に特にやられてしまいました。
そして6/13/2006の演奏のなんと艶めかしいこと。
というか、、橋爪先生。。!!全部聴けなくて(2/1のやつ)凄くすっごくすごおおくフラストレーションがたまります!!!w(でも何度も聞いてしまっています。。うえーん)
あー、そうか、そうか。ライブに行けば良いんだ!
てへ
ちなみにみなさん!ライブを実体験すればこれの乗数倍的にめくるめく展開を味わえるかと(実話)。
ああ目眩。
だいぶ時間が経ってしまいましたが、拝聴してきました上記ライブの感想を。
市野さんはギタリストでもあり、ご自身のオリジナルバンドのための作曲等も手がけてもいらっしゃるわけですが、同時に多数のミュージシャンのサポートもなさっていて、正直最近僕が好きな日本人ミュージシャンの活動の場で、かなりの頻度でお名前をお見かけ致したりもしております。
まあだからどうとかを書くのもなんなのでその先は書かないことにしますが、ともかくもこの前のエントリーでご紹介した"Sketches"(iTunes Store)は最近の僕のヘビーローテCDsの一角に入っているわけで、僕の理解度の低さが逆に幸いしてもいるのかも知れませんが(。。w)、ホントにこれは味わい深いアルバムで、聴く度に違った表情を発見出来るというか、なんて言うんですかねー。。こうやって敢えて感想を書こうと聴き入ってみたりするとそのまま聴き入り続けてしまい、結局その間脳内は言葉から解放されてしまっていることに気づくわけです。*追記
これはホントに変な意味ではなく、僕にとっての市野さんの音楽はそういう効用があるってことなんだろうなと今はそれ以上言いようがないのですが、この感覚がこのエントリータイトルにあるライブに行ったことによって僕の中では更に強まっていて、すごく感想を書きたい気もしつつ何を書けばいいのか分からなくなっていたというのが本当のところなわけです。
ちなみにライブでの演奏曲目は"Sketches"の収録曲ではなく、近々レコーディングを予定されている次回リリース予定のアルバムに向けて作曲なさったモノが中心だったのですが、僕にとってはとても意外性に満ちた内容の様で妙に納得のいくような、なんだかどう理解すればいいのか分からないような感じで、その辺の感覚が言葉化出来るくらいに僕の中で沈殿していくまでに時間が掛かったのもある気がします。
さて、そんな言い訳のような(?w)前置きを散々書いてみたところで、僕の中でイメージ出来たことを書いてみようと思いますが。
例えば料理で考えてみると、さて、ホントにおいしい料理ってどういうものなんでしょね?
まあ、その答えは勿論個人個人に結局は委ねられるモノなんだと思いますが、ひとつ僕が思うのは、それこそ旬の素材を新鮮なままに、その素材感を最大限に活かすべくの食材と組み合わせつつも、味付けも調理法もシンプルに、みたいなモノだったりする気もするのですが、これは食材への理解とか料理そのものへの幅広い知識があるほどに、その調理法のシンプルさからは想像も出来ないほどに体のそこから感動してしまうような料理に仕上がっていたりもするもので、僕もたまーにそういう料理に思わぬところでお目に掛かったりすることがありますが、「うわ。。!なにこれ!うっっっま!。。。これどうやって作ったの?!!」なんて聞いてみると「いやー、塩で味付けてゆっくり煮込んだだけだよー。」とか、それに準じたような会話がそのあとに繰り広げられることがしばしばあったりするわけですよ。
だけどシンプルなようで真似するのは結構難しかったりして、まあ食材の入手が大変だったりもあったりしますが、この辺を探っていくとやっぱり料理というのは素材をどれだけ理解出来ているか、その理解をどれだけ深めたり重ねたり、その組み合わせを構築していけるか、みたいなことに掛かっているんだということを思わされたりもするものではないかと思うわけです(それと食材入手ルートの知識なり嗅覚も結局は大事だったり)。
料理の場合その結果として包丁の入れ方だったり火の使い方や諸々の加減なりタイミングなりが導き出されるということなんだと思います。
で、そういう自然の法則に従ったような料理は味わいがえも言われぬ感じに優しいながらも(だから体にもすごく良いし、そういう料理を食べると医食同源なんていう言葉の意味も体で理解出来そうな気がしたりするものだと思いますが)本当に味わい深く、気持ちまで豊かになるというか、ホントの意味で「豊か」とか「贅沢」っていうのはそういうことなんだろうなー・・!とか思いながらも都会の刺激にも身をやつしたがってしまう因果な現代人たる私とか言い出すと思いっきり脱線するので自重しつつ、、ともかくも、市野さんはそんな料理人を彷彿させるようなミュージシャンなのかも知れない。。!なんてことをこのところ思いながら次のアルバムも楽しみにしております次第。
にしても市野さん。。
神戸あたりでギター弾きながら人前で(コーラスという名の?ww)ネコの鳴き真似をさせられちゃってるってホントですか??!www
(書いちゃまずかったかなー。。?。。w)
めちゃめちゃ聴きに行きたいです!(笑
*sketchesについての感想を追記
このところの僕としては特に4〜5曲目辺りからアルバム後半のムードにはまってます。激しくがーーっと入るわけじゃないんだけど、ジワジワ入り込んできて
気がつくと、え、、、もしかして今オレめちゃディープなところにきちゃってる。。??!みたいな感じで、こういうのは民俗音楽なんかにありそうなハマり方
に似ているようでやっぱ何かが一種独特に現代的というかなんというかな感じで、かなり不思議な感じっす。(2007/10/10